事務でもホウレンソウは大事?
報告・連絡・相談の略。
『ホウレンソウ(ほうれんそう)』
という言葉は社会人になれば誰もが知っている言葉。
ですがホウレンソウの本当の意味をご存知ですか?
ホウレンソウ(報・連・相)とは?
ホウレンソウとは、本来強制的にするものでなないのです。
ホウレンソウはコミュニケーションツールの一環。
みんなが働きやすい環境を作る。
暖かい人間関係を築くためのツール。
業務効率化の一環でもあります。
ところが本来は上述したとおりです。
風通しの良い企業、部署を作るためのツール。
みんなで働きやすい環境、職場づくりをするために必要なもの。
裏を返せば、報告・連絡・相談が滞りなくできる会社。
それは良い会社であると言えます。
ホウレンソウを上手に育てる会社は良い会社
野菜のほうれん草。
本来は、風通しの良い会社の必要条件。
ホウレンソウの徹底。
ホウレンソウを上手に育てることができるかが大事。
これが上手に育つ会社は良い会社と言えます。
良い情報も悪い情報も上司の耳に入る。
そしてみんなで解決することができる環境。
というものが望ましいということ。
ところが、そうでない現状の方が多いのが現実。
そういう状態(土壌が悪い状態)。
良いほうれん草が育つことはありません。
都合の悪い情報は部下のところでもみ消される。
都合の良い情報ばかり上司の耳に入る。
ということもあるでしょう。
報告・連絡・相談をしやすい会社作りが大切。
という意味です。
ホウレンソウなんて良い思いはしない?
ホウレンソウは業務効率化の一環として認識。
そして浸透しているため・・・
報告⇒怒られる
連絡⇒怒られる
相談⇒怒られる
という理不尽な思いをすることも。
ホウレンソウが大事って習ったのに・・・
結果、ホウレンソウをしたくなくなる。
コミュニケーションの悪化。
作業も滞ることになってしまいがち。
ホウレンソウがなぜできないんだ!!
と言われることも・・・
本来は『できる環境づくり』が大切なのです。
ところが、そういうこともあります。
もちろん、なんでもかんでも報告・連絡・相談する!!
と良いという訳ではありませんよ。
きちんとマナーは存在します。
事務のホウレンソウもコツを抑えましょう
ホウレンソウは、事務の場合は同僚や他部署、上司。
主に対象となるのはその3つです。
報告⇒業務の進捗状況を上司へ報告すること
連絡⇒業務について知り得た情報を関係者に伝えること
相談⇒こまったときに上司へ相談、アドバイスをもらうこと
他の報告や相談のときはタイミングを見計らいましょう。
本来は仕事の量や気分などで、機嫌の上限がある。
というのは良くないことですが相手も人間。
ところ構わず、ことの大小考えずにホウレンソウをする。
それをしているとイライラされることもあります。
そこは、上司の性格や仕事の量などを見極める!!
コツをつかむ必要があります。
ホウレンソウは結果から
報告、相談をするときには必ず結果から。
自分の意見や考えはあとから。
『○○でした。といいますのも・・・』
『○○したいのです。それは・・・・』etc
相談は、『どうすれば良いでしょうか?』
と丸なげするよりも、
『自分はこの方が良いと思います。どう思われますか?』
と自分の意見を踏まえて言うのがコツ。
YES、NOで意見を求めることができて簡潔。
怒られるということは回避できますよ。
本来のホウレンソウの意味をお伝えしました。
誤解も生まれ浸透しているのが現実、現状です。
企業にもよるでしょうが、そこは社会人。
自分なりのカラーを出しながら、本来の意味も理解。
そして認識しつつ上手に交わしていくことも必要。
ということですね。